コウタロウ情報
2004.8.31
 
コウタロウ君、ベルちゃん!!お元気していますか〜?

暦の上では、立秋も過ぎ・・・いかにも涼しげな風情ですが、記録破りの今年の猛暑の前には、まるで存在感ゼロ!この暑さ、そろそろ勘弁してえ〜〜と叫びたい気分。

でもある朝、昨日までとはどこか違う、高く透明な空に、いわし雲など見つければ、通り過ぎていった夏をふと惜しんだりするのも、季節の移ろいの中に生きていられる、また味なこと・・・感性をもっともっと研ぎ澄まして、今まで気づかない素敵なこと、まだまだ見つけましょ。そう、私の大好きな秋の足音だって、かすかに聞こえてくるような・・・

さあて、少しばかり涼しくなったところで。

がらり話題を変えて・・・千葉そごうの正面入り口に座っている盲導犬育成基金のワンコ像のことは、前にもちらと書かせていただいたけれど、今日もそのワンコの頭を撫でながら、ふいにある懐かしい記憶がよみがえったので、そこんところをひとつ・・・・・

私が小さい頃、電気屋さんやレコード屋さんの前で、よ〜く見かけた白い犬の置物(耳だけ黒)のこと。最近とんと見かけませんが(あれれ、これで世代がバレバレって?まっいっか)あれは、ビ○○ー社の商標になっている宣伝キャラだと言うことは、子供の私でも何となく知っていたのだから(きっと親から教えてもらったのだろうけど)かなり有名なワンコなわけ。しかしこの際、あらためてネットで検索してみたら、うすボンヤリの知識が鮮明になったので、ここに紹介しちゃおう(詳しい方には、ごめんなさい)

英国の画家、フランシス・パラウドは、兄マークが可愛がっていた「ニッパー」と言う名の非常に賢いフォックステリアを、兄の死に際し、引き取り育てた。たまたま家にあった蓄音機で、かって吹き込まれていた兄の声を聞かせたところ、ニッパーは不思議そうに耳を傾け、懐かしい主人の声に聞き入った。その姿に心打たれたフランシスは、1889年、一枚の絵を描いた。タイトルは『His Master’s Voice』1900年、蓄音機の発明者ベルリーナは、ニッパーの可憐さにいたく感動し、その名画をそのまま商標として登録することになった。それ以来由緒あるビ○○ー社の象徴になっている・・・

幼い頃から犬好きの私にとっては、商標ではなく、街角に座っている魅力的なワンコとして心に刻まれていたはず。親に連れられて歩いた夕暮れの商店街は、レトロな風景画・・・その中に輝くニッパーと、その頭を撫でながら一緒に小首を傾げる小さな私。ちょっぴり感傷的??いやきっとネットに出ているニッパーのショット(梅田、京都白川通り、etc.)が、古くてほんの少し淋しげだから・・・今どこかでニッパーに出会ったら抱きしめてしまうかも。

それにしてもワンコって、本当に表情豊か。。。ニッパーの表情が僅かに物憂いのも、あのエピソードを知れば、さらに納得のいくところ。普段の私は、ワンコのどんな表情やしぐさも見逃すまいと、知らないワンコでも、そばにいれば飽かずに眺める。一日見ていてもきっと飽きないって宣言します。でもコウタロウ君やベルちゃんは、そのつぶらな瞳とお耳で、常にMasterの表情や声を真剣にキャッチしようとしているんでしょう。コラムに掲載されているショットにもよ〜くあらわれていますもの。

ワンコと人間って、こうしていつも互いを真剣に見つめ合いながら、より深く理解していく・・・だけどそれより何より、私達人間がワンコを見つめる時に思わず浮かぶあのシアワセな表情は、ワンコ自身が知らず知らずに作り出してくれる癒しと言う宝物・・・

オ〜〜イ!ワンコ達!君たちは、自身が持っているエネルギーの力に気づいていますか〜?
心からいつもありがとう・・・
コウタロウ君、ベルちゃん、ありがとう。 
・・・・・MKさんより





  夏休みにコウタロウとベルが初めて顔を合わせました。実はコウタロウが思いっきり吠えまくってベルを威嚇するのかと思っていましたが、さほどでもなく、しかしベルはあんまりコウタロウに興味を示さないから、なんだか拍子抜けにさらりとご対面してしまいました。

しかし、犬の世界って厳しいモノがあるんだねえ。今コウタロウは暑さのため毛が抜けまくっているので、親父は最近コウタロウを家の中に入れていなかった・・・らしい。しかしベルはうちの中で飼っているので、うちの中にはベルだけ・・・となると、犬はより人間に近いところにいる方が、「偉い」んだそうだ、つまりより優位な立場になる・・・らしい。

コウタロウに夕方のえさの準備を始めると、ドッグフードのがらがら言う音を聞きつけて、いつものように窓の外からカリカリガラスをひっかきながら、吠え始める・・・「はやくたべさせてよ」って・・・いつもの光景ですが、なんとガラス越しにベルが吠えながらコウタロウを威嚇し始めたんです。「これは私のご飯よ」って言わんばかりに、コウタロウに吠えかかる。(最もガラス越しなので、内弁慶っぽい優位性なんですが・・)

コウタロウは?といえば、「なんで僕のごはん取られちゃうの?」みたいな、きょとんとした顔して、ガラスを掻く手を止めてしまって・・コウタロウがちょっとかわいそうな、夏休みのご対面でした。


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