コウタロウ君、GWはいかがでしたか?
2004.5.18
 

私は黄金の七日間を、ついつい花ばかり眺めていて、気が付いたらもう終わっていました。もっと何か纏った事できたんじゃない・・・でも、まあいっか。今年の目標「頑張り過ぎず」でしたから。

お天気の方も五月晴れとは名ばかりで、少々荒れ模様。嵐かと思えば、一転真夏。そうこう言っているうちに、もうツバメも飛び始め、早々と空気中に梅雨の兆しを感じ取っているのでしょ。最近、季節の移り変わりが、昔?に比べると随分激しくて、私たちの身体調節機能は、それに追いついていけてるのでしょうか?

ところが、その季節の変調(冬の暖かさ)が、今年の我が家の花たちを一段と活気付けてくれたので、何とも微妙な心境になります。

つばき、はなみずき、かいどう、つつじ、ひめしゃら、えにしだ、きくもも、ふじ、しゃくなげ、ライラック、バラ、ジャスミン、パンジー、デイジー、イソトマブルー、ポピー、ゼラニュウム、ナスタチウム、ブルースター、ローズマリー、ジャーマンアイリス・・・もう、etc.etc.(決して早口言葉ではございません)
次々と途切れることなく咲き誇る花々。犬の額?の我が庭も、まさに百花繚乱。一年中で最も私の心躍る季節です。かなり、自慢たらたらですが、美しい花に免じて、どうぞお許し下さいませ。

花の、色、香り、姿、どれ一つとして感動させないものはありません。それに、例えどんなに色とりどりに競い合いをしながらも、決して互いの邪魔をしないという花の持つ不思議パワー。冷たい冬の間も大切に育てた苦労(とは思わないけれど)に、忠実に応えて花開く時、思わず「ありがとう」と言いながら、私が心ゆくまで幸せを頂く瞬間です。

でも花に限らず、生あるものを、愛しみ、守ってあげる過程そのものが、結局は私達自身を癒し、元気にしてくれる源だと感じます。それは、無償だけれど・・・

先月、先生のコラムで犬を育てながら更正していく少年たちのお話もそうでしたね。。

ところで、犬君たちって、色をほとんど識別しないと聞いています。カラフルな花の色が見えないのはちょっぴり残念だけど、その代わり嗅覚は人の何百倍??私たちが気づかない、かすかな風の匂いや花の香りを敏感に嗅ぎ分けて、充分楽しんでいるのかも・・・何だかコウタロウ君が、タンポポの綿毛の匂いを嗅いで、くしゃみしている図が思い浮かんじゃいました。ふふふ、きっとあるはず。

最後に、ひとこと、ふたこと・・・
ムラサキシキブ、ハナイカダ、ヤブコウジ、ジュウニヒトエ、ユキノシタ、ヒトリシズカ、ムレチドリ、カヤツリ、ダイモンジ、シラサギ、ミヤコワスレ、カワラナデシコ・・・何かおわかりですか?
そうです、私の愛する山野草の名前です。素敵だと思いませんか?

華やかに咲き乱れる庭の花木の陰で、目立たず可憐な花を、毎年咲かせてくれる、その奥ゆかしさもさることながら、私が特別心惹かれるのは、ネーミングです。名は体を表すと言うけれど、その名の由来を彷彿とさせる、花の姿かたち。
遠くいにしえの野山に、ひっそり咲いていたであろうこの山野草たち。いったい何時、誰からこんな名を授かったのでしょう。

今、私の手の中で生き続ける、小さな花たちの風雅な名前を、ひとつひとつ呟けば、心はまるで万葉、古今の古典の中で、山野草を探す歌人の気分・・・

そうそう、コウタロウ君の柴犬という品種名も、日本古来、ずっと伝わってきたものでしたよね。毛色が柴の色だとか?毛のつんつんしたところが山の柴の感じだとか?不確かな薀蓄でごめんなさい・・・



さ〜て、コウタロウ君は古典的かしら?いいや、バリバリの現代っ子でしたね!!
・・・KMさんより

いつも原稿ありがとう。

コウタロウは、連休中は宮内家が一家で遊びに行ったので、ひとが増えて大喜び。中3のお兄さんはコウタロウが足にしがみついてマウンテイングをするのを不思議がっていましたが、「そりゃコウタロウは、お前より俺の方が上なんだぞ・・って、順番ツケをされちゃっただけだよ・・」って説明すると・・俺ゃあ犬より下か・・って、悔しがっていましたけど・・・


ま、いただいた花の原稿は「世界にひ〜〜とつだ〜〜けのハ〜〜ナ」ってみんながじゃましないで凛と咲き誇るっていういい話なのに、そうやって、順番つけられて誰より下だの偉いだの・・これって動物の本能かも知れないねえ・・

さてさて・・・最新情報お伝えしましょう。

実はね・・コウタロウに妹ができたんです。コウタロウにってのは正式には正しくないですが、宮内家はマンションの犬飼育問題のスッタモンダを気にもとめずに??とうとう・・ワンコ飼っちゃいました。前から犬が欲しい欲しいとは思ってましたが、連休中に急に盛り上がり・・連休明けに・・我が家にやってきたのです。
もちろんコウタロウにも近々会わせますので、とりあえずコウタロウの妹・・・



このページは、由緒正しい柴犬様、コウタロウ君のページなので、あんましおじゃましてはいけませんが、時々これからお目見えするとおもいます。




 シェルテイの「ベル」です・・・コウタロウ兄しゃん共々よろちく、おねがいちましゅ・・


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