コウタロウ情報・・
2004.3.15
 
春っ!!コウタロウ君、お元気ですか?
いよいよ桜もほころび、野山がうす紅を刷いたようにほんのり染まり始まるこの季節。やわらかな風の甘い香りに、冬の間縮こまっていた心がふわり踊りだします。

コウタロウ君も季節と共にすっかり立派になって、ふと、初めてHPに登場した時の、あの小さくてあどけない赤ちゃん顔を思い出すと、月日の流れを改めて感じちゃいます。成長するって、一日一日の積み重ねだけれど、その中で生あるものに欠くことの出来ない要素は、やはり食べることでしょうか?

今、世の中(日本が?)空前のペットブームで、当然ペットフードの充実ぶりには驚かされます。私が子供のころ、我が家のワンコは確か残飯(いやあ、人聞き悪〜い!少し遅れのご飯とか言って頂戴。それに、もっぱら母様がワンコの食事の世話はしてくれていたので、記憶がおぼろげだけど、近所の肉屋さんからいただいた大きな骨やすじ肉をコトコト煮たり、魚屋さんの魚のあらを炊いたり、それからパン屋さんからパンの耳を分けていただいてミルクに浸したり・・・決して残りモンなどではございませんゾ)と言われる物だったような。

実際その時代、ペットの餌ってどうだったのかしらと、ペットフードの歴史なるものを紐解けば(大げさ!!)オ〜〜間違いない。日本では1980年半ばにようやくペットフードの普及率が16%になった(それでもまだそんなモノ)と書いてある、書いてある。ヤッパリ、それまでは日本のペット達、残飯か、猫マンマだったって・・やれやれ納得。日本中、みんなそんな時代だったわけです。

ペットフードも人間の食文化同様、バブル期には高級グルメ志向、バブル崩壊後はヘルシー志向へと移行している。実際、ワンコの志向かどうかは、はなはだ疑問ですが。

今や陳列棚に所狭しと並べられたペットフードは、おそろしく豊富で、パッケージを読むと、小型、大型、犬種別、はたまたライフステージ別まで。もちろん、原材料や、ME(代謝エネルギー)の表示。さらにDHA・キシリトール・ポリフェノール・ベータカロチン配合表示等々。サプリメントや栄養ドリンク剤まで至れり尽せり。いやあ〜、少々ヒートアップし過ぎではありませんか??

3〜40年前のペット達の食生活は、栄養学的には確かに不足だらけだったのかも知れないけれど、それでも我がワンコは、骨も手足も強くて、多いに健康、充分長生きしてくれました。毎日一緒に野原を駆け回り、子供だった私の本当に大切な相棒。あの時代、何だかとても自然でのびのびしていたなあ。

今、人間の食生活自体が見直されて、スローフードなどと呼ばれながら和の食のすばらしさが、あらてめて評価されている時・・・

日本に生きるワンコ達にも、自然の風土から生まれる、身体に優しい食べ物で、もっともっと健やかに長生きしてもらうのが、私の願いです。

 普段の日は、コウタロウの食べ物は、朝晩のほんの少しのドッグフードに(本当にほんの一握りだよ、数えられるくらい粒数しかないよ)、晩ご飯の後の減塩食パンのトースト一枚分・・・これだけ。僕が行くと大喜びではしゃいでくれるのは、遊んでくれるだけじゃなくて、いつもより特別に家のなかにあげてくれて、何かとつまみ食いをさせてくれるのがウレシイみたい。

犬は汗をかけないので塩分がいけないって・・辛いモノは絶対食べさせてもらってないけど、いただいた文章みたいに昔はご飯にみそ汁ぶっかけたネコまんま・・・犬が食べるのにネコまんま?!みそ汁にはたっぷり塩気が入ってただろうに、それでも全然平気だったんだろ・・いつの間に「塩抜き」されることになったんだろうねえ、ワンコ達は・・コウタロウ・・今日も両親と元気です。




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