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医語よろしく
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■2008年1月～
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 2008.1.20
政令３市がメタボ健診無料化を検討 受診向上狙い？・・うそつけ！
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メタボリック症候群を減らし当該患者の医療費を抑制することを目的とした特定健診（メタボ検診）が４月からスタートするが、17政令指定都市のうち仙台、大阪、北九州の3市が健診費用を無料にする方向で検討しているらしい。
このメタボ検診無料化は、純粋に住民の健康増進を促すための良い施策だ・・などと思ったら大間違い、実はまことにくだらない理由が裏に隠されている。この特定健診を義務付けられた市町村国保や企業の健康保険組合などは、健診（受診）率が低ければ、場合によっては高齢者医療費への支援金を１割程度加算して支払わされるというペナルティーが課せられるらしい。つまり、「まじめにメタボ検診を受けてくれないと、罰金を払わされることになるので、皆さんしっかり受けて下さいよ、それには検診料をタダにしてあげますから」・・・というわけ。くだらん！・・実にくだらん！
大体メタボの検診なんぞ（前からさんざん書いているが）公的費用を使ってやるべきことじゃない。メタボはしょせん不摂生無自覚症候群、己を律することが出来ない大バカもの達に貴重な金をつぎ込み・・・またそれが効を奏すかというと・・自覚のない奴にいくらメタボの診断をつけても、自らに「改善しよう」という強い意志がない限りなんの意味もない。つまりのところ、メタボ検診を無料にして受診率を上げても医療費が減るかどうかはきわめて不明確。
先の、長生き４項目の話の続きをしようか・・・「健康増進・長生きのための４項目だあ？こんなこと言われたってオレには守れっこねえ、そんなに長生きなんかしたくねえよ、俺は好き勝手生きるんだ」と言ってる「メタボ」のガハハおやじ達は、じゃあほんとに死ぬまで「不摂生」をやり通してみたらどうよ。大酒飲んでる最中に「今日は薬飲んだのに血圧が高いんだよ」って高血圧自慢？をしてみたり、コレステロールを下げる薬を飲みながらタバコ吸ってたり、そんな自覚のない中途半端を見せられると、税金や保険料を払っている身としては腹が立ってくる。
４つの健康増進項目のひとつでも完璧にこなせれば、自然に「健康」に対して気をつかうようになるはずなのに・・それがただのひとつも出来ないから、「メタボ」でいるんだろうが・・・自覚のない奴に医療費を使って健康増進を説いてみてもなんの意味もない。個人の検診費用を無料にするためにそれを肩代わりする国保や健康保険組合にとって、これでは「金の出し損」にならないだろうか・・
どうもこの「メタボ」対策＝特定検診に関しては、無駄金を使っているような気がしてならない。
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