医語よろしく
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■2007年1月〜
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2007.6.22
行くのやめました・・!?
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クリニックで治療をお受けになっている乳がんの患者さん、普段お元気で全くふつうにしている・・どころか、ダイビングが大好きなので、3−6ヶ月ごとに南の島に独りで潜りに行くほど行動的な人。春は石垣島で潜ってきているし、この7月には沖縄に行く予定とのこと。しかし、ある病状のため、そちらの専門科の担当医(A先生としよう)から、過激な運動は控えなさい、ダイビングなどもってのほか・・と、きつく止められているらしく、それを聞いてまわりの家族も今度の7月の沖縄行きに反対しているという。
ご本人が今日、診察に来られて、悲しそうに話した。
「昨日、A先生の所に行って、MRIの撮影を受けたんですが、病状的には変わっていないが良くなっているわけではないので、沖縄行きはぜったいダメ・・・と念を押されてしまいました。家族も何かあったらどうするの・・と許してくれないそうもないので、残念だけど来月の沖縄はキャンセルしました・・」
「あれほど楽しみにしていたのにやめちゃって良いの?何かあったら困る・・って、誰がどういうふうに困るんだい?」
「困るのは家族とか周りのことでしょう、私はきっと何もわからなくなってしまうからちっとも困りません。わたしはどうなったって全然構わないんですが、」
「どうもならない・・って、そんなもん、潜ってる最中に限り急変するなんていう理屈がわからない。僕は全然問題ないと思うけど、もし少し様子がおかしかったら潜るのやめなさいよ、気をつけて行ってらっしゃい・・・ってのが、しかるべき返事のはずなのに、そのA先生も家族も自分に責任が及ぶと困るからブレーキかけてんだろ?患者さん本人のやりたいことを、起こるかどうかもわからない不確実な危険性のために、他人がやいのやいの言ってやめさせるのって、変だな・・ぜったいおかしい」
相変わらず、沖縄行きを賛成しているのは私だけであるが・・まじでこういうドクターストップって、有りなのか?本当に具合が悪くなったら、患者さんは自分でブレーキかけられる・・って、第一、本人が納得して自分で責任もってやろうとしていることを、他人がやめさせる権利はないだろう。ドクターストップなんぞあり得ない・・って前にもこんなようなこと書いた気がする・・・
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