医語よろしく
2004年1月〜6月
2004.1.27
 心の串を取り除いてあげよう・・・
ある患者さんのサポートグループの定期刊行誌に、心に串を刺すと書いて「患者」・・・と書かれていた。なるほど・・医者になってから20年以上、毎日この字を目にしてきたはずなのに、そういう意味であることに今の今まで気がつかなかった。病気を持つ患者さんは、確かに体に串を刺されて苦んでいるが、同時にそれは「心に串を刺されている」ことを意味している。そう考えると、医療の本質は「患者さんの心の串を抜く」ことに他ならない。ただ、手術しました、薬使いました、治療法がなく余命を伝えるだけ・・では患者さんの心に刺さった串を抜くことにはならない。仮に我々の力が足りなくて「体の串」を十分抜くことが出来なくても、心の串を抜いてあげることは出来るだろう・・・心に串と書いて「患者」・・・久しぶりに良い言葉を教えてもらった・・・
イベント情報
医語よろしく
HOTひといき
セカンドオピニオンのすすめ
講演録・出版記事
関連情報サイト
がん患者SS(青山) TODAY !
オンコロジストの独り言
五行歌掲示板
ピンクリボンは乳がん撲滅
運動のシンボルマークです
ブレストサービス社は
ピンクリボン運動を応援します
乳がん検診を受けましょう!
Yahoo! JAPAN
   インターネットを検索
   ブレストサービス  
        ホームページを検索
お問い合わせ リンク規定 プライバシ−ポリシ− サイトマップ