医語よろしく
2003年9月〜12月
2003.10.15
 相変わらずやなあ・・・
以前、治療のお手伝いをしたことがある一人の患者さんが、僕の所に医療相談に来られた。主治医から今こういう治療法を提案されて、どうしますか?次回の診察までに決めてきて下さいと言われた・・・と・・、新薬だけど20%くらいしか効果はないこと、さらに我々(主治医)がまだ経験したことのない副作用がでることがある・・と付け加えられたらしい。
ん?・・・本当にそれだけの話だったかどうかわからないが、これでは僕が患者さんだって不安で仕方ないだろう。患者さんがこれからもしっかり治療を受けよう・・とはなりっこない。見せてくれた文字と数字びっしりの主治医からの説明書きや、副作用がいっぱい書かれた新薬のパンフレットからは、「私のがんを治してくれる」エネルギーは何も感じられない。 インフォームドコンセントやEBMを勘違いしている医師がなんでこんなに後を絶たないんだろう?世の中「乳がん専門医」でなくては乳がんの診断から治療まで「やってはいけない」ご時世になりつつあるんだが・・
これでも学会の定める一定の手術件数をこなし、きちんと学会に出席し、論文を一生懸命書いて試験を受けて・・・晴れて専門医のお免状。
で??その専門医は本当に世の乳がん患者さんのためになっているのかい?「専門医」がクローズアップされたって、当の専門医の意識は・・相変わらずプアでっせ!。専門医って・・論文と試験さえこなせばなれる??
そんなんでいいのかなあ???


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