医語よろしく
2003年1月〜4月
2003.2.18
 「患者中心・研究偏重から脱皮」大学も意識・・
 全国には80の医学部がある。ここ数年そのほとんどで、付き添い実習など、医学生が早い時期に医療の現場に接する場を設けるようになった。また東海大や日大で行われている医療面接を中心に、聴診や心肺蘇生などをあわせた実技試験(OSCE=客観的臨床能力試験)を臨床実習に入る前に行う動きも90年代後半から急速に広がり、01年度では約8割の医学部で導入済みだ。
 こうした背景の一つには、患者の側が以前に比べ医療情報を手に入れやすくなった結果、医師の技量や態度を見る目が厳しくなってきことがある。それに応じて、医学教育の現場は医師に必要とされる能力の中で重要なコミュニケーション能力を高める必要に迫られた。
 また、聖路加国際病院の日野原重明理事長らは、日本に比べコミュニケーションなど臨床の能力を育てる教育が充実している欧米の現状を紹介し、文部科学省に働きかけてきた。その影響もあり、文科省が組織した「医学・歯学教育の在り方に関する調査研究協力者会議」は、01年の報告で「患者中心の医療を実践し、コミュニケーション能力に優れた医療人の育成」を目標に掲げた。
 米国の大学や東京大の教授を歴任某大学前医学部長は教育者の質が問題だと言う。「日本では、患者ときちんとコミュニケーションできない教員が多い。身近にお手本を見せてくれる人がいなければ、学生が育つはずがない」。
 教授の選び方の問題を指摘する声も多い。「評価の対象が、研究論文の数に偏り、教育面での貢献は考慮されない。教育は研究の下という雰囲気がある」。評価基準を変えていく必要があるという。

全く同感です。紙、紙、紙、かみ・・なんだかな〜〜

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