医語よろしく
2002年1月〜3月
2002.3.29
 ヨーグルトによる最新乳がん免疫療法??・・・
「免疫力」と言う言葉、みなさんお聞きになったことがありますね。免疫力が落ちると風邪を引きやすいとか、抗がん剤治療をすると免疫力が落ちるとか、一方で花粉症やアレルギーは免疫力が強すぎるからだとか・・・「体の抵抗力」のことを指す言葉であることはみなさんそれなりにご存じのようです。

がん(乳がんだけでなく)の発生や進行、防御に関しても実はこの免疫力というのはとても大事な要素を占めているのですよ。今日はそのお話しをしましょう。

 毎日新聞社が主催した 第2回「食生活サポートフォーラム21」が2月末に開かれました。その講演の中で演者の星野泰三先生(腫瘍免疫学の専門の先生です)がお話しされていました。バイ菌や外的進入侵入物に対しては免疫力を上げ、ある時はアレルギーを抑えるという、本来の免疫力というのは「免疫を調整する能力」のこと・・つまり、抵抗力がないとバイ菌やがんと闘う能力がなくなり、またその抵抗力が異常に高くなりすぎると、今度はアレルギーとかリウマチなど自分自身の体を攻撃してしまうことになる・・・免疫の調整能力というのはそのバランスをうまく取る「体の能力」のことです。

 免疫調整能力をつかさどる代表が「NKT細胞(ナチュラルキラーT細胞)」というリンパ球。この細胞が鍛えられると、ある時はがんを攻撃してくれたり、ある時は風邪や花粉症を予防してくれる。つまり体の状況に合わせて考えてくれるリンパ球なのです。

 人の免疫力で一番重要なものは腸の免疫力。その中でも、ラクトフェリン(母乳、特に初乳に多く含まれている免疫物質)が大切です。今、市販のヨーグルトなどに含まれている食品成分のラクトフェリンは、牛乳から取ったもので、母乳のそれにかなり近いと言われます。生後3ヶ月くらいまでの赤ちゃんが病気になりにくいのは、母乳からのラクトフェリンによる免疫力が中心であると言われています。

 さて、先日、患者さんの会「あけぼの会」の、千葉支部の方達が、ブレストサービスの事務所にお越しくださいました。そのとき「ヨーグルトのタネ」を分けて下さり、「私たちはこのタネを多くの人たちにお分けし、ヨーグルト健康法を広めているのよ」と、支部長の斉藤さん・・・うちの冷蔵庫でも今、3代目くらいのヨーグルトが育っています。簡単ですよ、できあがったヨーグルトの一部を次の牛乳パックに少し入れて寝かせておく、・・と、ぬかみそと一緒で、ず〜〜〜〜っと、永久に ヨーグルト・一部(種)+新しい牛乳・ヨーグルト のサイクルを繰り返してヨーグルトを作れる・・・。 良かったら、みなさんにもお分けしますよ。免疫力を上げて、元気になって、がんをやっつけましょう。事務所にお越し下さい。・・・・それこそ「元気のモト合資会社・ブレストサービス」がみなさんに自信を持って(ん?)お薦めできる、最先端の最安値(タダです)の乳がん医療です。

*2006年現在*
申し訳ありませんが、ヨーグルトの配布は行っておりません。


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