医語よろしく
2002年1月〜3月
2002.3.29
 肥満とがん・・・
ロンドンのタイムズ紙は「欧米社会の非喫煙者の間で、がんの回避可能な原因のおもなものは肥満である」と報じている。50年にわたる研究の結果によると、ライフスタイルを変えることによって(肥満であるなら減量する)、非喫煙者のがんの発生率が半減することが明らかになった。英国のがん研究所のジュリアン・ピートー教授は「非喫煙者が本当に注意しなければならないのは、太りすぎと、胃や子宮頚部のがんを引き起こすウィルスとの二つである」と言う。「動物実験では、食事制限によって、がんになる率が大幅に減少している」と、報じています。 

 乳がんと肥満の関係は・・と言えば、女性ホルモン(エストロジェンの)産生工場が、閉経後は卵巣から脂肪細胞に移る事を考えると、これは肥満が乳がんの発がんや再発にとって良くないことは容易に想像できますよね。また、術後の患者さんは太ることによって、腕のリンパ管を脂肪が圧迫してしまい、腕のむくみの原因になりかねないと言うことも、ご理解できるでしょう。もちろん成人病一般として、肥満が良くないことも当然です。かくいう僕も、数年前まではウエスト79センチのジーンズがはけていたのに、今は・?・?・です。いかんイカン・・デモね、ちょっとダイエットして、まじめに運動すりゃすぐにモトの体型に戻れる・・な〜〜んて簡単に考えてはいるものの、運動してる暇なし、ストレスで焼け食いしてしかも、また食い物がうまいんだな、なんでも・・患者さんに「太るな」と言ったって、言ってる本人がこれでは全く説得力なし!!恥ずかしながら・・・(だからこの記事使うのよそうって言ったんだよ・・・)

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