花だより/今日も一日ありがとう
Y.Hさんは、乳がんの術直後とても病気のことが心配でノイローゼなるほど悩んでおられました。
ある時外来での診療中、またいつもの、「心配、心配私はどうなるの・・」が始まってしまったので、「何か好きなもの、自分が一生懸命になれるものはないの」と尋ねると、私は「お花」が好きです、と答えが返ってきました。それまでも時々、花の絵を描いておられたのを知っていたので、「じゃあこれから、毎日一通、花の絵はがきを僕のところに書いてきなさい」といいますと、・・それから毎日、欠かさず花の絵はがきをくれました。
そんな葉書が半年から一年分、絵とともに書かれたY.Hさんの詩からだんだん病気を怖がらなくなり、元気になった様子がよくわかりました。

何の気なしに見過ごしてしまう、ごくごく当たり前の光景や景色にこれほどまで優しい気持ちで感謝ができる、この絵葉書を書くことはY.Hさんの生きる力を与えてくれたばかりか、僕の気持ちも和ませてくれました。
がんセンターの患者さんで僕の診察室のドアに、詩の書いてある花の絵はがきが貼ってあるのをごらんになった患者さんもおられるでしょう。あれがYHさんからの「元気になったメッセージ」ですよ。

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